臨床僧の会・サーラ 現況報告

ホームヘルパー二級講座 受講レポート(第六~八講)  


浄明院副住職 安達円信


8月23日 第六講<身体の清潔>
 寝たきりの介護利用者の全身をきれいにすること(全身清拭)と、容易には入浴 できない介護利用者の入浴替わり(足浴)の演習を体験  

8月26日 第七講<食事の介護・口腔ケア>  
 食事の介護体験の前に、手・腕にマヒや不自由があるとどれだけ食べづらいかを 体験   食事の介護体験  

8月30日 第八講<レクリエーション体験学習>
 レクリエーションは遊び感覚で楽しみながらの体験   しかしながら実際に行う際には、介護側は技術と経験と怪我・転倒防止の注意力 が必要  

◎講義・演習の感想  
 これまでにもお年寄りの方に対面する機会はありましたが、寝たきりや肢体に不自由が生じている方に対面する機会はきわめて少なく、年齢を重ねて身体機能が衰える と、どれだけ日常生活が送りづらくなるかを実際には理解していなかったことをこの 度の講義・体験において痛感いたしました。体験学習では、当り前ではありますが、 健常な受講者が「介護する側」「介護される側」どちらも体験することになるのです が、「介護する側」も体験以上に「介護される側」を体験することに大きな意義があ るように思います。  私たちが普段の生活で何気なくしている動作も、ほんの少しの障害で大変な不自由 を要するのだと実感することで、改めて生きていること、健康であることに感謝せず にはいられません。

    『緑蔭』について

 寺は、患者さんたちが闘病の途中でひと休みできる〝木蔭〟や、病と闘い続けるためのエネルギーを補給する〝オアシス〟の役割を果たすことができるのではないでしょうか。

僧侶が医療関係者でも家族でもない立場で話を聞き、疲れ切った心を休めてもらうことができる〝こころのオアシス〟。それが本会の『緑蔭』の活動です。もちろん、医療の最前線で生命と向き合い、神経をすり減らしている医師や看護師のオアシスにもなることでしょう。


(「歩歩清風」の該当ページをごらんください)

 

『臨床僧の会・サーラ』について

『臨床僧の会・サーラ』は、平成23年2月16日、京都市上京区の法輪禅寺に於いて、有志の僧侶8名と事務局が一堂に会し、発会しました。

代表
佐野 泰典

代表顧問(50音順)

臨済宗相国寺派
有馬 賴底管長
臨済宗妙心寺派
河野 太通管長
幸・総合人間研究所
早川 一光所長
事務局
児玉 修

会名の「サーラ」について

サーラ(沙羅)は仏教三大聖樹のひとつです。釈尊涅槃のとき、周囲にあった四双八株の花がことごとく白変したと伝えられています。沙羅双樹は寂静平安な心の象徴でもあります。日本では一般にナツツバキをもって当てられていますが、ほんとうの沙羅樹は本ホームページのヘッダーに掲げるフタバガキ科の常緑高木です。  

臨床僧の会・サーラ
事務局

〒617-0824
京都府長岡京市天神2-28-14
TEL/FAX 075-954-1005