ただ一つ 月を友とし わたる空
今年は午歳です。活歩活歩(かっぽ かっぽ)と元気に健やかに歩みたいものです。
長倉伯博師が、仏教伝道協会の沼田奨励賞を受賞されたお祝いに河野管長猊下より受賞記念として贈呈されました。
私達も日々に臨床僧活動を行い、また教化活動においても、この墨蹟の心を心として参りたいと思います。
臨済宗妙心寺派管長 河野太通 老大師 ご揮毫
「悲嘆共感相對」
悲嘆に共感し相い対す
私たち臨床僧の活動の心得の肝心要をお示し頂きました。
寺は、患者さんたちが闘病の途中でひと休みできる〝木蔭〟や、病と闘い続けるためのエネルギーを補給する〝オアシス〟の役割を果たすことができるのではないでしょうか。
僧侶が医療関係者でも家族でもない立場で話を聞き、疲れ切った心を休めてもらうことができる〝こころのオアシス〟。それが本会の『緑蔭』の活動です。もちろん、医療の最前線で生命と向き合い、神経をすり減らしている医師や看護師のオアシスにもなることでしょう。
(「歩歩清風」の該当ページをごらんください)
『臨床僧の会・サーラ』は、平成23年2月16日、京都市上京区の法輪禅寺に於いて、有志の僧侶8名と事務局が一堂に会し、発会しました。
代表顧問(50音順)
サーラ(沙羅)は仏教三大聖樹のひとつです。釈尊涅槃のとき、周囲にあった四双八株の花がことごとく白変したと伝えられています。沙羅双樹は寂静平安な心の象徴でもあります。日本では一般にナツツバキをもって当てられていますが、ほんとうの沙羅樹は本ホームページのヘッダーに掲げるフタバガキ科の常緑高木です。
〒617-0824 京都府長岡京市天神2-28-14 TEL/FAX 075‐955‐8947