臨床僧の会・サーラ 会員募集

 

 「臨床僧の会・サーラ」への入会は、宗派を問いません。思いやるの心で人に接する人ならば、誰でも一緒に活動することが可能です。宗派や教団の枠を超えて、地域ごとにチームを組み、生老病死に苦しむ人々に寄り添います。

 

 医療現場で活動するために様々なスキルを身に着けていくことが望ましいです。臨床心理や傾聴といった分野、医療や介護・福祉のことを絶えず学び自己研鑽をお願いします。

 

 そのほか、会でも時々に研修を行います。

 

 研修では、専門家から初歩的な医学的知識や看護学的知識、医療倫理などを学び、BLS(一次救命救急処置)や傾聴、無理のないように、必要最低限の知識と心構えが身につけられるようにデザインします。

 

 「臨床僧の会・サーラ」は、会費と寄付金で運営されています。現在特に金額は定めておりません。出来る範囲でのお志をお寄せ下さいますと幸いです。実際に活動に参加できなくても、趣旨に賛同して下さる方は、賛助会員としてご協力ください。

    『緑蔭』について

 寺は、患者さんたちが闘病の途中でひと休みできる〝木蔭〟や、病と闘い続けるためのエネルギーを補給する〝オアシス〟の役割を果たすことができるのではないでしょうか。

僧侶が医療関係者でも家族でもない立場で話を聞き、疲れ切った心を休めてもらうことができる〝こころのオアシス〟。それが本会の『緑蔭』の活動です。もちろん、医療の最前線で生命と向き合い、神経をすり減らしている医師や看護師のオアシスにもなることでしょう。


(「歩歩清風」の該当ページをごらんください)

 

『臨床僧の会・サーラ』について

『臨床僧の会・サーラ』は、平成23年2月16日、京都市上京区の法輪禅寺に於いて、有志の僧侶8名と事務局が一堂に会し、発会しました。

代表
佐野 泰典

代表顧問(50音順)

臨済宗相国寺派
有馬 賴底管長
臨済宗妙心寺派
河野 太通元管長
事務局
児玉 修

会名の「サーラ」について

サーラ(沙羅)は仏教三大聖樹のひとつです。釈尊涅槃のとき、周囲にあった四双八株の花がことごとく白変したと伝えられています。沙羅双樹は寂静平安な心の象徴でもあります。日本では一般にナツツバキをもって当てられていますが、ほんとうの沙羅樹は本ホームページのヘッダーに掲げるフタバガキ科の常緑高木です。  

臨床僧の会・サーラ
事務局

〒617-0824
京都府長岡京市天神2-28-14
TEL/FAX 0759558947